土木用計測システム
- ダムたわみ測定装置〈プラムライン装置〉ダムの変形、変位をプラムライン(懸垂線)を応用して測定する装置です。ダムの上部と底部の相対変位からたわみを測定するノーマルプラムラインと、ダム底部と不動岩盤との相対変位から水平変位を測定するリバースプラムラインがあります。 X、Y2方向での測定範囲(0~100mm)におけるリアルタイムでの測定及び出力が可能です。また、手動測定器(コーディネータ)では、X、Y2方向を同時に測定することが可能です。 (タマヤ計測システム(株)製(共和電業グループ会社))
- ダム堤体挙動観測装置各種埋設計器による測定、揚圧力測定、漏水量測定および外部接続装置による測定データの集録、処理をする機能をもっています。各種センサからのデータは、スキャナを経てデータロガーで測定し、コントローラ(パソコン)に転送され、必要な処理を施し、共有ハードディスクに格納されます。このデータは、データ処理専用のパソコンで随時読みだしができ、各種処理が集録中でもできるようになっています。観測形態として定時自動観測、任意自動観測、地震時自動観測があります。
- 地すべり観測・監視システム地すべりの観測・監視に対して、観測センサから測定器、データ処理器まで観測地点の環境・観測の目的にあったシステムを構築することができます。
- 地震時ダム堤体挙動観測装置超大型土木構造物であるダムの地震時挙動を把握することは、ダムの構造設計に重要な情報です。完成したダムで得られた地震時の解析結果は、設計計算との比較を行いその後のダム設計に反映されます。地震観測地点はダム堤体上部、底部(基礎地盤)および地山の振動を3成分(X, Y, Z)について地震時振動波形の記録を必要時間行います。
- 岩盤データ集録システム本システムは、岩盤に設置した各種センサ信号を集録する装置で、岩盤自体の動きの早い現象を計測する動的データ集録装置、岩盤周囲の状態を計測する静的データ集録装置、温度や湿度などを計測する気象データ観測装置、データ解析装置、通信装置(サーバ)とこれらを制御するソフトウェアより構成されています。さらにNTT回線またはLANなどを使用して離れた場所でデータを見ることができるモニタ装置を接続することも可能です。
- 海洋構造物計測装置海洋構造物の挙動を動的に測定 海上に構築されたケーソンの現地実証試験のための計測システムです。 海上観測無人集録方式と海底多心ケーブル方式と光電力複合海底ケーブル方式の三方式について紹介します。
- 耐震調査計測システム海洋構造物をはじめとする各種構造物の地震時の挙動を測定するための計測システムです。構造物およびその周辺地盤に設置、埋設された検出器の出力は、観測局舎に設置されたデータ集録装置に送られ測定されます。
- 遮水機能診断システム「遮水機能診断システム」は処分場内で発生した浸出水の地盤への流出・地下水への流入を防ぐ遮水シートが有効に機能しているかを常時監視し、安全な最終処分場を維持するためのシステムです。
- OTHERSその他の土木用計測システムWebサイト未掲載の土木用計測システムは、デジタルブックにてご確認いただけます。