車両輪重測定装置

鉄道車両(機関車、客車、貨車)の輪重を簡便に計測する装置で、輪重の不釣り合いを正確に測定することができる装置です。乗り心地の改善や脱線の防止など安全運行のために利用することができます。 ロードセル式(縁切り方式)の設置事例※仙台市地下鉄車両基地

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せん断ひずみゲージ式

レール側面に直接ひずみゲージを接着し、輪重によるせん断ひずみから輪重値を求めます。車両がレール上を低速(15 km/h以下)で走行、または停止して左右の輪重値を測定する装置で、ひずみゲージは左右のレールにそれぞれ4枚貼られています。また、偏荷重がかかっても測定誤差が生じないように考慮されています。出力は増幅されてAD変換してパソコンに取り込み、測定日時、輪重値、左右軸重比、総重量などが表示、印字されます。(オプションにて横圧を測定し脱線係数(Q/P)を計算する事が可能です。)

ロードセル式(縁切り方式)

ピット形式の装置で、左右のレールを約120 cm縁切りし、その下にロードセルを複数台設置して輪重値を測定するものです。小型ロードセルを4個使用した測定台(センサ部)、接続箱、データ処理装置、パソコン、プリンタで構成され、高い精度で輪重値を測定することができます。輪重出力はひずみアンプにより増幅され、AD変換器を通してパソコンに取り込み、測定日時、輪重値、左右輪重比、総重量などが表示され、プリンタにも同様な数値がプリントアウトされます。

ロードセル式(乗り上げ方式)

レール上に停止した車両を測定するシステムです。フランジの先端がロードセルに乗り上げるように取り付けるもので、検出器の脱着が容易で、他の場所に移動して測定する事も可能です。また、検出器の当金を取り外すことで通常の走行が可能です。設置工事が簡単で、検出器を取り外して工場で校正することもできます。出力は増幅されてAD変換してパソコンに取り込み、測定日時、輪重値、左右軸重比、総重量などが表示、印字されます。

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