タマヤ計測システム株式会社製
危機管理型水位計 / AQUA GAZE

危機管理型水位計 AQUA GAZE
特 長

昨今の気象状況の変化によるゲリラ豪雨や台風等での水害が多くなってきています。 そのため、「河川」や「ため池」の水位の監視は、防災の観点から非常に重要であり、水位計の設置は急務と言えます。
そこで、洪水時にIoTクラウドサーバーへ水位データを送信する「危機管理型水位計」をご紹介いたします。この危機管理水位計はセンサが凍結しても破損しないため寒冷地での融雪洪水の監視にも使用可能です。

洪水時、閉域回線内サーバーへ水位データを送信

革新的河川技術プロジェクトにおける[危機管理型水位計 寒冷地対応]
の現場実証に参加しモニター試験実施中

  • 高精度0.1%FS、分解能1mm
  • 標準SIM-カード対応
  • 危機管理型クラウド水位計データフォーマットに準拠
  • 設定した危険水位で自動的に観測モードに移行
  • 観測モードは最短1分間隔で測定、データ送信の設定が可能
  • 小型のソーラシステムで5年間電源メンテナンスフリー
  • 無日照で監視モード時60日以上、観測モード時9日以上稼動する低消費電力
  • SDカードにCSV形式で水位値、電源電圧値を記録

寒冷地対応

  • センサが凍結しても破損しない小型水晶式水位センサM-P450-WS1を採用
  • 寒冷地における融雪洪水(雪解け水による洪水)の監視に有効

仙台河川国道事務所での洪水用簡易水位計設置場所

拡張機能

設置後でも簡単に機能の追加が可能

TAMApod MIELCAの接点信号で、現地警報装置の起動や、別システムの警報入力信号として、農業水路・発電用取水口の堰開閉スイッチ信号として活用できます。ALM out端子と接続するだけで簡単に信号を取り出せます。

  • 観測モードになると現地警報装置(パトライトなど)を動作できる接点出力付

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仕 様

水位計測部(寒冷地対応タイプ)

小型水晶式水位計 M-P450-WS1

仕様

水位測定方法 水圧式(水晶振動方式)
水位測定範囲 0~10mH2O(100KPa)
出力形式 RS232C(水位、温度)
測定精度 ±0.1%FS
耐凍性 使用温度範囲-10~+60℃、センサ部が凍結しても破損しない
誘導雷対策 ダイオードアレイを内蔵
感部寸法/重量 φ32×H144(㎜)/500g
材質 感部:SUS316L
ケーブル ポリウレタン4芯(大気解放パイプ内蔵)φ5.6㎜、ケーブル長30m

外形寸法図

計測制御部

TAMAPOD MIELC

仕様

測定要素 3要素 水位、電圧(外部電源電圧)、温度※1
分解能 水位 1mm
電圧 0.1V
温度※1 0.1℃
水位平均化機能 サンプリング 1秒
平均時間 5、10、15、20、25、30秒間から任意選択
水位オフセット機能 ±900.000m
監視モード機能※2 大河川 10分
中小河川 5分
急激な水位変化 2分
観測モード機能 閾値を越えると監視インターバル毎に測定データを送信
死活監視機能※3 1日1回測定データを送信
接点出力※4 接点① 水位上、下限設定 オープンコレクター出力
接点② 水位上、下限設定 オープンコレクター出力
データ伝送方法 LTE Cat-1 閉域回線網対応
SIMカード 標準SIMカード対応
通信プロトゴル TCP/IP
データ形式 危機管理型水位計共同運用Platform対応
記録機能 SDカード(32Gバイト)
記録形式 CSVファイル(水位値、温度値※1、電圧値を記録)
時刻補正機能 通信基地局の時刻情報より補正
誘導雷対策 センサ避雷器付
使用温度範囲 -25~+80℃

※1 温度値はSDカードにのみ記録  ※2 測定インターバルで設定
※3 送信インターバルを24時に設定 ※4 パトライトなど現地警報器に対応可能

外形寸法図

小型ソーラー電源

仕様

電池容量 12V12Ah
ソーラパネル容量 12W
無日照保障日数 9日以上(観測モード時)

外形寸法図

収納箱

仕様

外形寸法 W300×H400×D160(㎜)(突起部含まず)
重量 約6kg
防水規格 IP65

外形寸法図

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活用事例

革新的河川技術プロジェクト寒冷地対応実証実験設置写真

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